「セルロースファイバー」とは、新聞紙をほぐした紙の繊維でつくられる素材のことをいい、私たちは住宅用断熱材として使用しています。
セルロースファイバーは木からつくられる紙でできた自然素材で、その上、製造から廃棄までのエネルギーが他の断熱材と比較して最も小さく、環境を配慮した「地球に負荷のかからない」eco断熱材といえます。
セルロースファイバーは、様々な太さの繊維が絡み合い、空気の層をつくることはもちろん、1本1本の繊維の中にも空気胞が存在しています。
この空気の存在がいっそう熱を伝えにくくしているうえに、木質繊維特有の吸放湿性を持っているので、適度な湿度を保っています。
このように、セルロースファイバーは断熱材としては希な、「断熱性能」と「吸放湿性」の両方を兼ね備えた「呼吸する究極の断熱材」といえます。
さらに、私たちの「地産eco断熱」は、地域で流通する新聞古紙を原料としてセルロースファイバーを製造し、地域の住宅に供給することで、輸送に関わる環境への負担を削減することが可能となりました。
まさに「地産eco断熱」は、従来主流のセルロースファイバーを超えるeco断熱材なのです。
私たち地産eco断熱協会は、地産eco断熱の認知により、地域住民の環境意識を高め、循環型経済社会形成の推進と地域の経済活性化に貢献してまいります。
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